SteamDeck リモートプレイ時(SteamLink)の遅延について

PCをSteamDeckでリモートプレイ(SteamLink)したときの遅延の検証

SteamDeckのパフォーマンスオーバーレイの数値は信用できるのか

パフォーマンスオーバーレイ

SteamDeckのRemote Playの設定でリモートのパフォーマンスを表示する画面

この画面に表示されるStreaming Latencyの項目で数値化されている値は果たして正しいのか検証してみました。
入力遅延については、1ms(1000分の1秒)とのことでワイヤレスコントローラーと大差ないと思いますし、検証する方法がよくわからないので割愛。
ここで問題にしたいのは、SteamDeckの画面に表示される画面が実際にPCに表示される画面に比べてどれくらい遅延するかです。

ここで表示されている11.47msというdisplay遅延は、60fpsに直すと、1フレーム当たり16.6msとなるわけですから、1フレーム未満の遅延となります。しかし実際プレイし始めると、display latencyは25ms~35msになることが多いので、2~3フレームの遅延が本来の期待値となります。


実際の検証動画

動画で検証したので、こちらをご確認ください。


PCでのプレイを100点としたら、リモートプレイは85点

この動画では2フレームの遅延ということになりました。

2フレームの遅延というと、アクションゲームでは意外に大きな遅延で、発生の速い敵の攻撃を回避するとき、今まで避けれていたのに、なぜか被弾するというような事態が起こる可能性が大いにあります。
ただ普通に移動している分にはあまり違和感がないぐらいです。ということで85点をつけさせていただきました。

実はこの検証動画は、昨年末のSteamDeck発売直後に撮影したもので、そのときはパフォーマンスオーバーレイの存在を知らずに、アナログで検証してしまい、お蔵入りになっていたのですが、実際はどうなのか気になる方もいるかと思い、アップしてみました。

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